What's 504Design? (ver/2008.01.31)
[ 504Design ]
- What's 504Design?
●定義
・504Designは、明確な定義ができない。
(哲学者ウィトゲンシュタインは「言葉は定義した瞬間に消滅する」とも言っている)
・ナビゲーターが持つふわふわとしたイメージと参加するメンバー同士の対話の中に存在する
おぼろげなものである。
●デザインの最高領域
・デザインのテクニックを教えるのではない(それを教えるところはたくさん存在する。
そもそも私はデザイン学校で学んだことがない)。
・色や形に代表される「見えるデザイン」とコンセプトや仕組みに代表される
「見えないデザイン」があるのだとすれば、見えないデザインが中心領域である。
・504Designが考えるデザインの最高領域とは、あるモノをデザインすることではなく、
あるコトをデザインすることでもない。
・また、企業やシステムやサービスをデザインすることでもない。
・すなわち、504Designにおけるデザインの最高領域とは、
それらをデザインしようとする創出主体である「私」自身をデザインすることである。
●感覚の解放
・全ての人は毎日を生きているが、人によって経験の量は違う。
・ならば、同じ一生/一年/一月/一日/一瞬という時間の中で、
「いかに経験していくか?」ということが事の始まりである。
・持ちえなかった新たな視点を有し、全身の感覚をもって毎日を生きることで生まれるアイデアがある。
●無自覚の自覚
・人は無自覚化しているのではないかという仮説。
・何が見えなくなり、何を見ているのか。
・私とは何か、私を構成しているものとは何なのか。
・心を自覚することは、いま「私」がなぜここにいられるか」という文脈性を自覚することでもある。
・それは「与えられているものの自覚」とも言うべき紡がれたヴェールとなる。
・これまでに経験してきた過去の参照点を振り返ることで浮かびあがる未来像がある。
・自分自身の個性や才というものを自覚することが、
「明日へのデザイン」を描くペンとなり絵の具となる。
●504Designが目指すもの
・このアクティビティが、たとえ小さな働きかけだとしても、
参加したメンバー個人の中に波及していくことを望む。
・一人一人の人生の中で「あそこからはじまった。」と言われるほどの、
重要な経験となることを目指す。
・参加者が個々の人生において望むべき理想を手に入れたとき、504Designは一つの神話となる。
●504Design Episode
504Designは、新宿某所に存在する504というあるマンションの一室で開催している「デザイン談義」である。
504主宰者であるDが、504のアカデミックなアクティビティの一つとしてM.Iに声をかけたのが始まりである。
504とは、2006年12月1日に創設されたTHINKINGオフィス「可能性を考えるだけの場」のことを指す。
メンバー全員がその場の鍵を持ち、いつ行ってもいいし、誰かと会うかもしれない、誰とも会わないかもしれない、そんな自由な場所である。
2006年12月16日の504ナイトで繰り広げられた何げない雑談の数々の中から、「デザインについて話し合う場」のアイデアが登場した。これが、後の504Designにつながっていく。
しかし、当初から504Designという名ではなく、
M.Iのデザイン講義→M.Iデザインスクール(仮)→デザイン会議→「デザイン」勉強会→デザイン談議→504Designという変遷を経る。
これは、言葉によって表象されうるものの洗練過程であり、504Designという言語世界は、ようやくメンバー全員が共有しつつあるものである。
504Designは、2008年もまた始まっていく。
- What's 504Design?
●定義
・504Designは、明確な定義ができない。
(哲学者ウィトゲンシュタインは「言葉は定義した瞬間に消滅する」とも言っている)
・ナビゲーターが持つふわふわとしたイメージと参加するメンバー同士の対話の中に存在する
おぼろげなものである。
●デザインの最高領域
・デザインのテクニックを教えるのではない(それを教えるところはたくさん存在する。
そもそも私はデザイン学校で学んだことがない)。
・色や形に代表される「見えるデザイン」とコンセプトや仕組みに代表される
「見えないデザイン」があるのだとすれば、見えないデザインが中心領域である。
・504Designが考えるデザインの最高領域とは、あるモノをデザインすることではなく、
あるコトをデザインすることでもない。
・また、企業やシステムやサービスをデザインすることでもない。
・すなわち、504Designにおけるデザインの最高領域とは、
それらをデザインしようとする創出主体である「私」自身をデザインすることである。
●感覚の解放
・全ての人は毎日を生きているが、人によって経験の量は違う。
・ならば、同じ一生/一年/一月/一日/一瞬という時間の中で、
「いかに経験していくか?」ということが事の始まりである。
・持ちえなかった新たな視点を有し、全身の感覚をもって毎日を生きることで生まれるアイデアがある。
●無自覚の自覚
・人は無自覚化しているのではないかという仮説。
・何が見えなくなり、何を見ているのか。
・私とは何か、私を構成しているものとは何なのか。
・心を自覚することは、いま「私」がなぜここにいられるか」という文脈性を自覚することでもある。
・それは「与えられているものの自覚」とも言うべき紡がれたヴェールとなる。
・これまでに経験してきた過去の参照点を振り返ることで浮かびあがる未来像がある。
・自分自身の個性や才というものを自覚することが、
「明日へのデザイン」を描くペンとなり絵の具となる。
●504Designが目指すもの
・このアクティビティが、たとえ小さな働きかけだとしても、
参加したメンバー個人の中に波及していくことを望む。
・一人一人の人生の中で「あそこからはじまった。」と言われるほどの、
重要な経験となることを目指す。
・参加者が個々の人生において望むべき理想を手に入れたとき、504Designは一つの神話となる。
●504Design Episode
504Designは、新宿某所に存在する504というあるマンションの一室で開催している「デザイン談義」である。
504主宰者であるDが、504のアカデミックなアクティビティの一つとしてM.Iに声をかけたのが始まりである。
504とは、2006年12月1日に創設されたTHINKINGオフィス「可能性を考えるだけの場」のことを指す。
メンバー全員がその場の鍵を持ち、いつ行ってもいいし、誰かと会うかもしれない、誰とも会わないかもしれない、そんな自由な場所である。
2006年12月16日の504ナイトで繰り広げられた何げない雑談の数々の中から、「デザインについて話し合う場」のアイデアが登場した。これが、後の504Designにつながっていく。
しかし、当初から504Designという名ではなく、
M.Iのデザイン講義→M.Iデザインスクール(仮)→デザイン会議→「デザイン」勉強会→デザイン談議→504Designという変遷を経る。
これは、言葉によって表象されうるものの洗練過程であり、504Designという言語世界は、ようやくメンバー全員が共有しつつあるものである。
504Designは、2008年もまた始まっていく。
M.I